2月10日 稽古の様子
- torii
- 2017年2月11日
- 読了時間: 2分

こんにちは。
新作公演『地樹なくピリカ』制作の鳥井です。
相変わらず、冬真っ盛りのキリリとした毎日ですが、今作の稽古は日々着々と進んでおります!
それでは、2月10日の稽古の様子をご報告します。(この日も予期せぬ吹雪…。)
稽古ではいくつかの“試み”がとても興味深く、見ていて心地よかったです。
一点を接続した身体の動きや、シームレスな動きの連鎖、折り紙を折るような心持ちで作る動きを作ったり。それぞれの動きが空気中に舞い上がるような様子に変化していったものだから、驚きました。音のせいか?もしくは演出家による誘導のせいなのか…?
稽古の後半には歌の練習もしました。
この時間になると突如、目の前に大きな壁みたいなものが見えて、その様子を見ている私としては面白かったです。勿論、ドキドキもしましたが。。
皆さんは、楽譜から自分の発する音を拾うのに四苦八苦。
ダンサー達にまた一つ大きな糧が与えられたようです。
“歌う”という認識で向き合うよりも、人の声を打楽器の一つとして受け止めた方が身体に馴染むのか…
歌う、音を発する、身体の一部を震わせる、というのはこんなにも“思うようにいかない”身体の働きなのか。。と思うとゾクゾクしました…。
今作で音楽を担当される松本淳一さんの楽曲。複雑だけどとても環境に近くて、自然の儚さを感じます。生声と合わせることで「声も自然のものなんだよな…」ということを再認識します。
人の呼吸との接続がどんなふうに繰り広げられるのか、とても楽しみです。
今日行われた、3つの試みや楽曲練習を通して一貫して感じられたのは、“連鎖”であったりその“接続”だと感じました。
今日、“連鎖”や“接続”を通して見たのは、一人であれ二人であれ人間の身体から出せる伸縮の美しさ。人間は、伸びやかであり、しなやかであり、最小限までの縮みも備えている。そんなような人間の身体の豊かさを見ることで、人間の豊かさに気付くことが出来るのだなあ…と、しみじみ。。
今日ふと演出の村本さんが口にした「ピリカ」という言葉への思い。
(本来はアイヌ語で「良い」「美しい」「豊かだ」の意味を指す。)
「人の名前であり、形容詞であり、現象であれたらいいなと思います。」
この思いもまた、今日の稽古で見た身体とも接続していくような、そんな気がしました。
不思議。
2017.02.10 記:鳥井由美子
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